アップルの戦略 2
先週のエントリーを間違った理解をされている人がいましたので、
再度、明確にします。
アップルが、ゲーテッドコミュニティ(閉鎖的に上流階級等を一般道から隔離するしくみ)を形成するのか的な、
コメントがありました。
現実には、
別に、物理的にゲートは設定してないんです。
でも、個別に、マーキングされていて、ある人は顧客として扱われ、
ある人は、相手にされてないだけ。
RFID店舗のビデオが、いい説明だから、ここに、載せます。
http://www.youtube.com/watch?v=-s8phzMqpJ0
これは、人にRFIDチップを埋め込むというインフラの話なので、遠い
将来ですが、
iPhoneの中のプロファイリングでは、いとも簡単にできると思っています。
購入履歴、興味のある広告、実際にアプリを動かす時間、
どの場所に出かけているかの行動履歴。
それらの、くせ。
全部、出ています。
その上、良質のコミュニケーションコンテンツが、良質の編集コンテンツの集積が
そこにできます。
西川女史のくさったみかん論ではないですが、
くさってないみかんたちの、良質のコミュニケーションによる
確からしさが、抽出できるはずです。
これは、検索エンジンでは、できなかったこと。
良質の情報提供と、良質のフィルターを有する良質な、編集機能といえます。
一方、デパート側の対応も、変化します。
デパートは、いつも、「客をなんだと思ってるんだ」のクレームに対して、
すべての人を、まともな顧客として扱わないといけないという
ジレンマに陥り、何も買わないゴミのクレームに対応してきました。
でも、購入履歴がすぐプロファイリングできるしくみがあったなら、
このように、対応できたはずです。
「20年間購入履歴のない、山田様。20年間購入履歴のない、
山田様。いますぐ、受付前まで、お願いします。」
「おまちしておりました。20年間購入履歴のない、山田様。」
山田様は、周りの視線に耐えかねれず、
去って行き、そのデパートには、二度とこないはずです。
現在、無償アプリを提供している店が多いのですが、無償アプリの分際で、機能アップを要求し続ける、ごみです。そして、一生、買わない。
デパ地下で、言うと、買わないて試食をし続けるゴミです。そして、不味いわー、とか、いうゴミ。
これを排除して、有効顧客へ、手厚いサポートシフトすることが、できるということです。
広告機会的な部分に戻ると、
無償アプリしか使ってない人は、今後も、無償アプリしか使わないので、
広告を打たないし、
広告有効顧客から除外するのです。
いままで、の広告は、このゴミも、一人の有効顧客と、カウントしてました。
mixi2000万人とか、言ってますが、実質、500万人しょう。
まえ、会員番号、頭から、チェック
していったら、200番までで、すでに、130人くらいしか、存在してませんでした。
広告的には、
どちらかと言うと、
広告しても、心を打たれないような人種には、最初から
広告を打たない。
これは、囲い込みではなく、どちらかと言うと、
「対象外」を「対象外」として扱っているだけです。
なので、本人の望む状態になってるだけだと思っています。
よく、新製品開発前のグループインタビューとかで、
「こういう機能が付いたら買うよ」と言い続ける人は、一生購入しない。の
原則より、ある程度は、過去の購入履歴から、今後購入予定者なのかどうかは、しぼれるのです。
明日、まとめなおすかもしれませんが。
今日は、このあたりで。終了です。
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