iPhoneが欲しい 2

一部の人にとっては、
機能とかじゃないんですよね。


数年前、
大学院に行く前の仕事で得た予測解析内容を、
大学院で研究発表しましたけど、
最初の3ヶ月は
「見せびらかせ代」「注目度ゲット代」なんですよ。


デジカメの黎明期に
その関係の仕事してて。


裏企画をプランしてたのですが。

「ギャルズに、頼まれるしあわせ」


所有していると
恩恵に与れるってのが
結構デカくて。


デジカメが物珍しい時代に、
物珍しいデジカメを持っていると、


(1)「あの、それデジカメですか?」
ギャルズに金も払わないで、話しかけてもらえる機会
(2)「あの、見せてもらっていいですか?」
渡す際に、手が触れるかもしれない機会
(3)「写真取ってもらっていいですか?」
画像ゲットの機会
(4)「写真送ってもらっていいですか?」
メアドゲットの機会


ま、そこまでとんとん拍子に行くかどうかは、別として、
めずらしいモノを介して、
会話ができたり、
同じ空間にいたり、
することができるという魔法が
風変わりなめずらしいものには
存在するのです。


自力で、
コミュニケーション取れない人は、
そういうものを
媒体として、
やりくりするしかなくって。


自分の人気ではないことが
わかっていても、
いつもは注目を全く浴びない自分周りが、
注目を浴びるってのは、
ものすごくメリットなんです。


最初のユーザーってのは、
ガジェット、おもちゃ欲しい。感覚のニーズだけでは、
ないのです。

ここに、気づいてないメーカの人間多いけどね。



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