2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧

RFID導入を決断できない企業

「大システム病」 RFID導入が、できない企業もあります。 既設システムが大掛かりすぎて、拡張導入が、ままならないシステムを 既に導入してしまっている企業です。 これを、 「大システム病」と呼びます。 大きすぎるが故に、少しの修正にも、莫大な費用が…

RFID導入を決断する企業(その2)

RFID導入は、すなわち、中小企業の再生、というか 存続をかけての導入であることは、 昨日のエントリで書きました。 バブル崩壊以来、 部品工場に限らず、ほとんどの工場は、 「少品種大量生産」のかつて、日本の専売特許だった 工場生産品目は、 中国を中心…

RFID導入を決断する企業(その1)

RFID導入は、お金の有り余っている会社のみが行うのでしょうか。 いいえ、違います。 ある意味、会社の運命をかけて、最後の導入のような 意気込みで、RFIDを導入することも、考えられます。 たとえば、こんなイメージ。 名古屋の自動車部品工場Aの工場長、…

RFID導入後の最適化

RFID導入後の最適化 ファクトリーオートメーション、オフィスオートメーション、 かつてそうだったように、 バーコード導入、RFID導入、ビジョンコントロールシステム導入、 このあたりで、まったくの「無人化」でよいのでしょうか? アメリカのニュースで、…

RFID導入による「まる見え化」実例(その4)

「自分肩たたきシステム」(その2) 昨日のエントリーが長くなりすぎたので、2つに 区切りました。 ヨドバシで、RFIDの試験導入が行われているのは、 まったく別の理由から始まっています。 「CRM」であったり、家電製品の修理における「トレーサビリティ」で…

RFID導入による「まる見え化」実例(その3)

「自分肩たたきシステム」 実際に導入するに至った理由は 至極、簡単だったりするのです。 その昔の、 「ムダ、ムラ、ムリ」みたいな、工員の鑑。みたいな本によると、 一つの工程が終わるたびに、記録を取るのは、全くの無駄である。 と、かかれているので…

RFID導入による「まる見え化」実例(その2)

昨日の例をチャート化してみると、こんな風になると思われます。担当--- 8:30----------- 12:00-- 13:00---------------- 17:00 A1--- oooooooxxoooooooooxxxxxoooooooooxooooooooxx 上記、o=就労、x=就労以外の何かそうすると、また別の観点から見えてきた…

RFID導入による「まる見え化」実例(その1)

簡単な例を示しましょう。 ある工程Aでは、前工程から流れてきた部品加工をする工程です。 工程Aを担当する、3人の人、A1、A2、A3がいます。 この3人は、まったく同じ作業をし、 A工程の加工をしたものは、すべて、B工程に入ります。 A工程では、A1、A2、A3…

RFIDは、工程の状態を、一旦「まる見え化」しその後、

見えていい部分と、見えてはいけない部分に分類して 情報処理を行うことになるでしょう。 RFIDの導入の第二フェーズは、 そういう状態になるでしょう。 昨日までは、 導入の足の短い、工場の工程管理の話をしてきました。 理由は、 (1)導入の足が短いので、…

RFIDは、工程の状態を、「まる見え化」します。

ある意味、業務改善における「見える化」ですが、 すでに、議論しつくされたことのようなので、 その程度の、昔の議論は、 そっち系の偉い人に議論は譲ります。 「見える化」で、検索してください。 ある意味、議論は、しつくされています。 というか、その…

「経営者は、誰がサボったか?誰が間違ったか?

そんなちっぽけな考えはしていない」と言われたりします。 いや、 せせこましい経営者、何人も見て来ました。 男子とは思えないのようなことを言う人もいました。 ああいう人は、きっと、 RFIDリーダ・ライタで記録したログを 一日中眺めているのだと思いま…

システム導入には、表向きの導入理由と、裏導入理由があります。

表の導入理由は、雑誌などをにぎわしているようなものだと思います。 でも、実際、社長や工場長が、 思い描いているのは、そんな美しいものでは、なく、 どの工程の人間が、さぼっているのか、どの工程の人間の生産性が 一番よいのか。 だれが、不良品を製造…

昨日の、日記から抽出です。

工程管理における、RFIDの4つのゼロです。 (1)入力のミスが0%になる (2)入力時間 0秒となる (3)入力遅延時間が、0秒処理となる (4)トレーニング時間が0秒となる。 ビフォーアフターで表現するとビフォー → アフター (1)バーコード入力ミス 数件 …

RFID導入における効果は、

入力部分を担当する装置であるという性質から、 以下のいずれかの効果がもたらされる。 ただ、人間がやっていたことがすべて自動化されるので、 0%という効果か、100%と言う効果が出る。 ちまたで言われている、効率30%upのような数字は、 システム全体で…

「見える化」のプロセスはおおよそ、このようなパターンになります。

1.すべての工程の現場、現物、現実の「事実」と「データ」を正確に取得する 2.現状分析する 3.「無駄」を発見する 気づく 4.改善しようと知恵を絞る 5. 1.に戻る 逆に、一生見えない人は 1.調査をせず、勘と経験と度胸で行動のみ 2.終了 ほとんどのパターン…

「見える化」において、

重要なことは、気づくことです。 何かを気づくためには、現在の、現場、現実のデータを客観的に、 正確に把握する必要があるのです。 そのデータを人間、または、システムが、処理して、 なんらかの法則性を導きだし、 原因と結果の関係がある部分を抽出し、…

トヨタのかんばん方式などと

同様に、製造工場の生産性向上にたずさわる人が 口々に言うのが、 この「見える化」です。 いつもいつも、意識できるような状態に、 コスト感覚であったり、遅延を取り戻そうという感覚などを、 浮き彫りにするために、システマティックに 問題点を常に、目…

RFIDタグの耐久性、読み取りの信頼性が

まだまだなのですが、 RFIDは、システム側が呼びかけると、 情報を返すというしくみであることから、 体の不自由な人、急病人、子供、老人、動物などの 対応ができるようになると考えられています。 たとえば、 目の不自由な人の持ち物に RFIDタグを埋め込ん…

RFIDは基本

無線技術なので、 かざすタグが、表に見えている必要はまったくなく、 また、 それを読み取る機械が、表に見えている必要もありません。 その状態なので、 通常の人間には、 意識下に両方がセッティングされ、 そのセッティングを知っている人間のみが、 い…

基本、システムは、性悪説、かつ、人間アホ説に立って

作られているんですね。 すなわち、 おおぜい集めると、 必ず、アホが一定の割合で存在するし、 かならず、さぼるやつが一定の割合で存在する。 だから、システムとしては、 それを補完するために、アホレートを下げるという指標で くまれていくわけです。 …

RFID(Radio Frequency IDentificationの略)は、ICタグとか

電子タグとか言われています。手入力によるポカミスを 自動入力による正確入力を実現すべく、 開発されたものです。すでに、アメリカでは、 Walmartという大型スーパーマーケット指導のものに、 強制的に、納入業者が、 おしつけられており、 その波は、世界…

私が光回線の仕事をしていたのは、もう7年も前の話です。

いまどきは、 あっという間に 回線が工事されて、 というか、マンションが、光レディだっただけの話なんですが、 この、あっと言う間感って 技術の進歩というか、ノウハウの固まりというか なんですね。 マンションの誰かが 導入の努力をしていれば、それよ…