「経営者は、誰がサボったか?誰が間違ったか?
そんなちっぽけな考えはしていない」
と言われたりします。
いや、
せせこましい経営者、何人も見て来ました。
男子とは思えないのようなことを言う人もいました。
ああいう人は、きっと、
RFIDリーダ・ライタで記録したログを
一日中眺めているのだと思います。
たばこを吸っている時間や、
化粧をしている時間を、知りたくて知りたくて、
社内恋愛の人が
「今日、夕飯どこに行こうか」というメールで費やしてる3時間などを、
給与から、差し引きたくてしかたがないような人種です。
先日、この「悪魔のカウントシステム」は
製造業が導入しやすいと書きましたが、
製造業に限らず、成果物がカウントできるものであれば、
導入の親和性はあります。
たとえば、流通業の仕分け効率です。
Aさんの処理する工程は、間違いなく、早く処理され、
Bさんの処理する工程は、間違いが頻繁に起こり、処理が遅い。
このような場合にも、給与の差を与えやすいのです。
せせこましい経営者の問題は、
減点はするが、がんばった人に、
上乗せできる器量を持ってないことなんです。
がんばって当然と、思っているし、言うのです。
しかし、
最初は、せせこましい経営者から
導入が始まりますが、
きっと、ハートフルな経営者の導入も、その後(確実に、後です)
始まります。
その時、はじめて、給与の再配分が行われるのです。
その時、「悪魔のカウントシステム」は、「天使のカウントシステム」
へと変化を遂げます。
ま、その時がくるまで、気長に待ちましょう。