RFID導入を決断できない企業

大システム病


RFID導入が、できない企業もあります。


既設システムが大掛かりすぎて、拡張導入が、ままならないシステムを
既に導入してしまっている企業です。


これを、
大システム病」と呼びます。


大きすぎるが故に、少しの修正にも、莫大な費用がかかり、
完全にバグテストが完了するまでの足も
非常に長い。


システム部は、延々と、細かな拡張導入を
拒否し続けます。


それが意味することは、小刻みな、しなやかな顧客対応が
できない状態が、長続きすることを意味します。


体験事例を話します。


先日、引っ越しの際に、長年利用した、プロバイダー(ソネット
のアカウントを新しい引っ越し先に、先にネット接続完了してから、
もう一方のアカウントをキャンセルしました。


引っ越しが、2月25日なので、
レンタルモデムの返却伝票を、古いアパートに、アカウント終了期日前に
郵送するように依頼したが、
新しい住所を教えろの一点張りで、
まるで村役場、
こっちが折れて、新しい住所教えたら、
新しい住所に、27日に届きやがった。


これは、
ソネット+アッカ+NECなんとかっていう物流会社の
3社連合による、「大システム病」です。


顧客のニーズは、
(1)引っ越すので、2つアカウントを持っている一方を
先に、新しいnet接続をする
(2)新しいnet接続を完了したら、古いほうのアパートから
ADSLのアカウントである、
もう一方のアカウントをキャンセルするので、
レンタルモデムを引っ越し前に返却の配送をしてしまいたい
(3)レンタルモデムを一旦、梱包し、新しいアパートに持ち込んで、
また、梱包をほどいてその後、新しいアパートで伝票を受け取って、
また、梱包して、返却するのは、うっとうしいし、
引っ越しの際に、荷物は混ざるので、いやだ。


この顧客ニーズを、
窓口のばばぁは、「システムがそうなっていますから」
の村役場の窓口おばちゃんがごとく、
繰り返しました。


あり得ないです。


窓口のばばぁは、
「新しい顧客のニーズに対応できない事例がありました」
という報告でなく、
「めんどうくさい我がままを言う、顧客がいて、疲れた」
という報告をします。


でも、この時に、感じたのは、
3社間の大掛かりのシステムが、くまれているので
本来的には、微調整が、可能なはずなのに、
ほんの少しの微調整なはずなのに、「大システム病」が故に、
大掛かりな仕事になってしまうから担当者は、拒否し続けるのです。


この時に、確信しました。


大掛かりなシステム導入が済んでいる会社は、
システム拡張が、しにくい状況なんだと。


このような会社は、
顧客のニーズに対応できず、
倒産していくのだと思います。


(注)解約は、28日のはずなのに、伝票は、27日に、届いてるぴょん!!



<村役場、ご臨終で願います。しかも、早死にで! ふぅ>


So-netインフォメーションデスクです。

このたびは、ADSLモデムのご返却につきまして、たびたびご連絡を
いただいており、お手数をおかけしております。

重複するご案内となり大変恐縮ではございますが、「So-net ADSL」の
回線撤去日につきましては、「So-net ADSL」ご解約後、順次決定させて
いただいており、ご指定や変更は承っておりません。

また、「返却用伝票」は、決定した回線撤去日に基づき
発送いたしますので、発送日の変更も承りかねますこと、
なにとぞご理解賜りたく存じます。

ADSLモデムをお引越し先までお持ちいただくお手数をおかけし、
誠に申し訳ございませんが、ご転居先にて「返却用伝票」を
ご確認いただき、ADSLモデムをご返却くださいますよう
お願い申し上げます。

なお、現在「返却用伝票」の発送先はADSL回線設置場所
(東京都中野区)となっておりますが、お客さまは2月25日に
ご転居されるとお伺いしております。

つきましては、お引越し先のご住所へ「返却用伝票」を発送するよう
発送先住所の変更手続きをとらせていただきたく存じますので、
恐れ入りますが、「お問い合わせフォーム」の[質問内容]欄に、
下記情報(ここから〜ここまで)をご入力の上、ご返信いただけ
ますようお願い申し上げます。

 <お問い合せフォーム>
 https://www.so-net.ne.jp/center/Qnavi/html/info-psnl-form.htm

  ※お問い合わせフォームの入力項目は、もれなくご記入ください。
  ※情報を保護するため、SSL(Secure Sockets Layer Protocol)を
   用いて、情報を暗号化しております。