RFIDタグの耐久性、読み取りの信頼性が

まだまだなのですが、
RFIDは、システム側が呼びかけると、
情報を返すというしくみであることから、
体の不自由な人、急病人、子供、老人、動物などの
対応ができるようになると考えられています。


たとえば、
目の不自由な人の持ち物に
RFIDタグを埋め込んであって、
そのモノが何であるかを、リーダ・ライタで読み取って
そのモノの名前を、スピーカから聞かせるという
アプリケーションが考えられます。

または、
駅や、街で、
点字や、点字ブロックでの情報しか得られなかった彼らに対して、
かざしたり、ある場所に行くことによって自然と、
情報を得られる端末(リーダ・ライタ)にヘッドフォンが接続されていて
常に情報が与えられるということも考えられています。


ただ
恐ろしいのは、
RFIDタグは、読み書きが可能なので、
偽造される恐れがあります。


そのシステムを信頼しきった時に、
誰かが、RFIDタグ自体を改ざん、または、リーダ・ライタを改造し、
システムが反応しなくなったり、
間違った情報を配信したりということが
起こりえます。


現在、
SUICAなどの、ICカード
電鉄系で大流行りですが、
モノを買えるようになり、
カード決済と結びついて、
利便性から、
カード自体に、
購入履歴などの、個人情報が記述されていると
知らぬまに、離れたところから、読まれて、
盗難にあったり、情報操作されたりすることが
あるのでしょう。


現在、ICカードシステムを作ってる会社は、
結構、そういった、犯罪系、情報盗難系は、
無頓着で、ナイーブです。

システム屋さんは、
事件が起こらないと、
そういう面倒なシステム拡張は、
やりたがらない人種ですからね。