RFID導入を決断する企業(その1)
RFID導入は、お金の有り余っている会社のみが行うのでしょうか。
いいえ、違います。
ある意味、会社の運命をかけて、最後の導入のような
意気込みで、RFIDを導入することも、考えられます。
たとえば、こんなイメージ。
名古屋の自動車部品工場Aの工場長、豊田カー(とよたりきいち)は、
考えました。
この会社は、自動車部品を製造している限り、
自動車会社の儲けのために、コストダウンを
余儀なくされているのだと。
しかも、総売上は、向こう、3年、減って行くことが
明らかである。
会社の存続のために、起こせるアクションは、
利益をのばすことである。
であれば、売り上げの下降直線を、
上回る勾配で、
コストダウンを計ればよいのだと。
でも、工場労働者の意識改革を、
待っていては、会社が先に倒産してしまう。
なんとか、できないだろうか。
こういった状況の中で、
RFIDの導入が行われ入るのでは、ないかと
感じ始めています。