死後のコンテンツについて


死後のコンテンツについて


クラウド上に残った死後に写真やブログや動画の残骸は
どうなるかについて考察したコンテンツがfacebookに流れて来た。


内容は、コンテンツの写真や動画から、解析して
死後も対応できるコンテンツが生成される可能性を示唆したものだ。


facebookで参照したあるコンテンツを見てAdam Ostrow: アダム・オストロー:生涯最後の近状報告をしたあと | TED Talk


なので、iPhone物語の後編ということで、考察してみる。



これは、結構、恐ろしいことで、
今、解析しているものは、手紙しか記録が残らなかった時代で、
人の手紙(私信)で残されたものを、学者が
解析して、その人(画家だったり、作家だったり、政治家だったり)が
手紙の相手の人とどういう関係だったかを
解析したりすることが行われている。 これが現状。


写真の解析も可能だ。
被写体に対して、どういう思いがあったかを角度や
光具合や、撮影の枚数等から、分析したりする。
これも現状。


次の世代は、
個人用に、または、個人の趣味で、
動画撮影したもの。

ここからは、相当な、解析が可能だ。

被写体をフォーカスしたり、動画を撮影しながら、
自分の声も録音されてたり、
心臓の鼓動や、息づかいも録音されている。


これは、
たとえば、
解析することにより、SMだったり、ロリータだったり、ゲイであったり
推測することが可能になる。


ある人の動画には、小学生女子生徒のビデオが大量に見つかるとか、
ある人の動画には、イベント会場で、中年のおじさんばかり撮影してあったり
とか、
その撮影しながら、「おおお。かわいい」とか独り言が入ってたり
することから、解析できる。


自分用に残したものも、
犯罪解析目的で、解析される以外でも、
誰かの手に渡って、
解析されたりするということだ。


上記のビデオコンテンツでは、死んだ人のコンテンツを解析し、
解析されたコンテンツのルールに従い、当該本人のインタラクティブ
コンテンツを生成できる技術が、もうそこに来ている。
というものでした。


facebookのtimelineは、ま、本人談ですが、
自分史コンテンツを作り上げるわけですが、
プライベート設定にしておいたとしても、
死後、どう扱われるかは、不明。

基本、家族が見れるようにするのだろうから、
家族が、コンテンツを誰かに渡してしまえば、
上記の解析されるはめになる。


なので、微妙なコンテンツは、自分の墓場まで持って行くことを
おすすめする。


あと、現実の例としては、
アイコンとかを、冗談で、奇妙な写真をアップしている時に、
死亡すると、アイコンが、基本、そのままになる。


ある人の例だと、女装写真だったりする。 気をつけましょう。


また、キャッシュや、web閲覧履歴から、どういうことに興味を
持っていたのか等も、時系列で解析可能だ。


そこで、思った、っていうか、妄想した。


もっと、技術が発達すると、
きっと、死後に記憶をすべてアーカイブする。とか言う恐ろしいことも、
できるかもしれない。と思った。


もう、そうなったら、思っただけで、アウト。みたいな状態。


たとえば、
山田太郎さんは、2300年11月13日16:13 花子さんに会いたいと思いました」

山田太郎さんは、2302年1月4日11:09 川田部長を、殺したろか。と思いました」


みたいな記述が、facebookのtimelineに並ぶのかもしれない。 怖。



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