入退出管理について


今日は、入退出管理について。


いわゆる、セキュリティーと言われている分野です。

SECOMとかが、やってる侵入防止のシステムです。


入退出の鍵として、RFID技術、というより、FeliCaが使われています。


改ざんや、なりすまし防止のために、
いろいろなセキュリティ技術が使われているわけですが、
泥棒から、身を守るために、
機械やシステムの値段が、どんどん高価になってしまっています。



一般人が行き来する、店舗や、公共施設においては、
すべて、「外かぎ」が必要です。
ある意味、中であろうとも、外と同じ条件に
さらされています。


これは、別格です。


でも、
誰が行き来してるか、完全特定できる、会社であれば、
一旦、中に入る技術があったとしたら、
どこでも、入れるわけです。
だから、一旦、ドアの鍵を、破られてしまったら、
同じSECOMシステムを使っている限り、
もう、外と同じです。



ここで、提案なのですが、
もう、割り切りの技術です。
閉じた組織、たとえば、会社や、家の、「ウチ鍵」
つまり、
外のドア以外は、
そんなにセキュリティレベルは、実は必要ないわけで。


であれば、
割り切って、
外ドアの鍵は、頑丈に。
ウチドアの鍵は、それなりに。


外ドアが、破られてないのに、
ウチドアの鍵が、破られているときは、
内部犯行です。


であれば、
内部犯行が、特定できるに必要十分な
安価な、鍵システムでよいわけです。


マンションで言えば、
4人家族ならば、
ドアの鍵には、10万円の鍵をつけるけど、
金庫とか、トイレの鍵とかは、
ドンキホーテでよいわけです。


会社でも、
外ドアは、SECOMキーですが、
施設内の鍵、たとえば、
社内会議専用の会議室などは、
自転車の鍵レベルでよいわけです。


社内のキーが存在するのは、
「監視しています」というメッセージを伝えるのが
主な目的です。



で、今、社員証は、みな
クビからぶらさげているので、
カードが2枚になろうと、
平気なわけです。


鍵が安ければ、利用する人は、
いるわけで。


内部の不正犯行は、
放置しておくと、企業のコンプライアンス
非常に悪影響を与えます。


経理課長が2億円を横領するのは、
まず、200円の横領から、始まって
どんどん麻痺していっているわけで。


2億円横領は、
会社の信用をがたおちさせますが、
200円の横領は、経理課長を、呼び出すだけで
済みます。


企業内の鍵を設置するということは、
厳重に資産を守るということではなく、
「I am watching you」
という、
「監視システム、あります」
という抑止効果にあります。


こういうアプローチで、
RFIDを、「社内鍵システム」として
売り込むことができると考えてます。




コンテンツ制作においては、段取りの良さが、コンテンツの良さを決める。