オリジナルとパクリ

YoutubeLinkin Parkのビデオ編集のパロディをやっている子供の
ビデオを見て思った。



真贋判定のできないユーザが
メジャーになってしまったら、
どういうことが起こるかと言うこと。


それをコンペアするエンジン会社が、登場すると言うこと。
だって、人間が、できないのなら、
証明する客観的な手段が、欲しくなるからね。



今、
検索エンジンの性能を高めるところから
始まって、
コンテンツの総合チェックが行われるようになってきました。


今後、
最初に言ったのは誰か、
本当のオリジナルは、どれか?
という議論が行われるようになった際に、
調査は、しやすくなってるんだけどね。


有名著者の元ネタが、
ある個人のBlogの1エントリだったとかが、
ブックマーク(今は、Blogとリンクされてるから)から、
読み取れるとか。


出版が、11月5日で、ブックマークが、11月6日だったら、
それは、「見てません」と、言えるんだけど。


世の中が愚衆になればなるほど、
「たくさんのコンテンツが上がっているほうが、オリジナルだろう」
という、初期のgoogleエンジンみたいなバカ人間ばっか、増えて来た
場合は、
オリジナル証明のために、特化して、
その本を中心とする
「部分一致」検索としての機能を、googleまたは、
アンチgoogleがサービスしていくのかもしれない。


オレンジレンジの曲とかも、
コード、ベースライン、メインメロディ、ギターリフ、
ドラムパターンを
個別に解析すれば、
どれくらいパクリかという客観的指標とかが、
まず、あって、
そこから、議論ができるんだろうし。


昔の音楽家なら、
そのオリジナルを辿っていって、
レコードを買ってくれるから、モンクもつけなかったんだろうけど。


今じゃ、
「この、エアロスミスっての、キモいよ。すげえじじぃなのに、
ボンジョビのまねしててさぁ」
「ほんと、キモいね、じじぃだよ」
みたいな愚衆が増えてるんでしょうな。
「あら、あら。お嬢さんたち。本物がニセモノの区別つかんとですか」です。



画像解析のすごいエンジンと、
ハードディスクの容量があれば、
写真の構図のパクリとかも、一瞬のウチにわかってしまうしね。


実際、googleは、
「face recognition」のテクノロジーを持つ会社を買収し、
自社がサーチした画像に、
別途、フィルタリングエンジンを回して、
顔画像のみの抽出を試みている。
たぶん、だいたい成功してるんじゃないかな?


その応用で、
ミッキーマウスくらいなら、
シルエット検索で、
全部、画像削除できちゃいますよね。


あ、正確に言うと、画像検索リストからの
削除です。


もっと言うと、画像検索リスト削除リストのレポートを
ディズニーに対して行い、
その報告を受けたディズニーは、
あきらかに、違法コンテンツサイトだとわかると、
そのサイトを潰しにいく攻撃を
し始めるわけです。



とりあえず、
一番、やりやすいのは、テキストベースかな。



そう言えば、
大学院の時に、
最終レポート、ぱくって、
処分されてた奴いたなぁ。


大学のマンモスクラスなら、ばれねえだろうけど、
ゼミや、大学院は、あかんやろ。



せめて、40%以下にしねえとな、パクるにしても。


もしかしたら、
ファイルのプロパティさえ、いじってないレベルに
パクりだったのかな?



このパクリ処分は、簡単で、
「この2つのレポートは、あまりに似ている。
どちらかが、オリジナルで、どちらかが、ぱくりだ。
このうちの、一人のみ、単位をやる。
1時間後に、二人で、また、きなさい。
そこで、どちらに単位をやるか、決定する。」