認知症一人暮らしの老人への詐欺


認知症一人暮らしの老人への詐欺


飲み屋で、ある人の母親が認知症になっているという話題になった。


認知症の症状は、
1.日にちがあやふやになり、次の予約の日程や、遠足の日程を忘れる
2.記憶が定かでなくなり、昨日のことも、先月のことも、混在
3.数字の記憶がいいかげんになる

が代表的なものらしい。


で、すでに、こういうことが起こってるかもしれない、と妄想してみた。


それは、「継続的詐欺的集金行為」。

継続的取引行為(月契約)は、通常、月に一度、集金にくる。
たとえば、牛乳配達、ヤクルート配達、新聞配達、コープなどなど。


毎日デリバリーをするが、集金は通常、月末などの月1回。


これを、毎日集金する。という詐欺が行われてないだろうか?


たとえば、ヤクルートを例にとってみる。

ヤクルート「山田のおばぁちゃん、集金に来ましたよー」
認知症「あれ、昨日、払ったと思ったけど」
ヤクルート「あらまぁ、おばぁちゃん、それは、先月ですよ」
認知症「そうだったかいのー」
ヤクルート「もう。先月も、昨日も、いっしょくたんだね。3,800円ね。これ、領収証ね(日付は先月の日付)」
認知症「なんか、いっぱい払うとるような気もするのー」
ヤクルート「おばぁちゃん、そうやって、とぼけてもだめよ。払うものは、払ってもらわないと(笑)」
認知症「そうじゃの。はい。4,000円」
ヤクルート「おつりは、200円」
認知症「はい。200円」
ヤクルート「領収書は、この引き出しだったかな(と、勝手に引き出しを開けて、
昨日集金に来たときの、領収書を抜き取る)」
認知症「ありがとね」
ヤクルート「おばぁちゃん、変なオレオレ詐欺とかの電話は、出ちゃだめだよ」
認知症「わかってるよ。大丈夫だから」
ヤクルート「じゃ、また、来月集金にくるからね。集金袋に、来月分の4,000円入れておこうね」
認知症「いつもいつも、すまないね」
おばぁちゃんは、ヤクルートの領収書をながめて、
「(やっぱ、月に一回しか、払うとらんのー)」と胸をなでおろす。
(毎日、繰り返す)



一度に、100万とかを詐欺する行為は、銀行や、家族が
歯止めをかけてくれる。


だが、牛乳や、新聞などの集金の金額を、毎日、支払ったとしても、
支払い記録を操作されていれば、
むずかしい。


しかも、家族が、おかしいなと思っても、
「お母さん、誰か家に来た?」と聞かれても、
「ヤクルートの人」と答えたとしても、
しかも、毎日、来てると言ったとしても、
それは、配達に来ているのだ、そして、
ちょっとだけ仲良くなっているのだと、家族は解釈する。


これは、危ないね。って思ったのと同時に、
新聞配達をはじめようかな。とも思った。笑


毎日3,800円だとすると、年間、約138万になるし。笑


10人通えば、1380万。WWWWWwwwwwww



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