物流コストの圧縮

今、物流コストの見直しが、再度
行われています。


デニーズが、
松屋マクドナルド等
値上げ祭りのなかに、
値下げです。


「原材料費高の今、既存のメニューを値下げするのは驚きだ」
と業界がいっているその謎は、
物流コストの圧縮です。


その、中身です。

(1)物流に関わる資材のコスト圧縮
その他にも、
(2)物流にかかわる人のコストの圧縮


物流は、
ものを運ぶという単純作業と思われていますが、
実際は、
作業工程という意味あいでは、
詳細に分岐していて、
その一部でも滞留してしまえば、
それは、
工場でいうとラインストップに相当するわけで。


と考えると、
とこに、ボトルネックがあるかを
調査して、コストダウンのできる部分を検討しなければいけません。


(1)であれば、
わかりやすいのですが、
流用可能な、通い箱を、できるだけ長く、使え、
しかも、梱包時間を縮める。


デニーズが提言していたのは、
ガムテープなして、3タッチで、箱が梱包できるしくみのある
段ボールの採用です。


段ボールは、
テープでとめて、それを、はがして、また再利用していくと
テープでとめてあった部分が、
限りなく、透明に近い、薄さになっていき、
箱としての運命を終了します。


でも、これが、
マジックボックスになっていれば、
手荒らに扱わないかぎり、
家で使っている紙の収納ボックスのように
比較的
長期間使えるようになります。


(2)であれば、
標準作業工程リズム。と言って、
平均的な作業者が働けば、
どれくらいの作業量ができるのかというのを
物流センターなどは、
はかっています。


抜き打ちでとか、
時間を決めて
調査すると、
わざと早くしたり、わざと遅くしたり、
できたりするわけです。


でも、常時
はかっていると、
平均値は、
本当の、標準値に近づきます。


なので、
正確にはかるタクトとして、
RFIDが、再度、見直されています。


バーコードだと、
恣意的な細工、忘れ、ミスなどが、
データを、精度悪くしたてていきます。


しかし、
かざすだけ、置くだけ。である
RFIDシステムだと、
無意識化されるため、比較的
標準数値が取得できるようになります。


標準値がとれると、
異常値検出が、
システム的に、できるようになります。


ここがミソで。


人がデータをなめて見なくても、
マーキングをシステムがしてくれるというわけです。


この、
(1)デジタル化
(2)自動化
(3)平準データ化
というメリットが、
再び、
見直されているのです。


材料コスト、ガソリン代、電気代、ガス代などがねあがりすると、
値下げ幅は、
物流コストと、人件費に集中します。


なので、
製造業や、サービス業に付属している
物流センターの人たちは、
コスト圧縮を、再度の検討を
せまられています。


そこに、システム化の要求が、出始めています。



と、言ってますが、
デニーズは、
10年、入ってません。


ごめん。

自分で作った方が、
安いし、うまいし、早いから。


デニーズ。
閉店祭りのようですが。



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