導入の目的意識


新しいシステムなので、
導入の際、
必ず、「費用対効果」の話になります。


決済権を持っている人が、
何かの「費用対効果」という風に
目的意識なく
グダグダだと、
導入から遠のきます。


でも、
決裁権を持っている人が、
「人件費削減30%」とか、
「工程Aの無人化」とか、
「物流コストの半減」とか、
たった一つの、
明確な指示に対して、
費用対効果があるツールを選択せよ。


という命題になると、
担当者は、そのことだけを、考えるので、
そのゴールに向かって、
道具を見つけ始めます。


RFIDの導入で、
「費用対効果」のドツボにはまるパターンは、
この違いです。


一つの目的意識であれば、一次元方程式です。
でも、
5つの複合で、とか、すべての費用を考えよ。とか
いった瞬間に、五次元方程式とか
普通の人の手におえないものに
なっていってしまうようです。


決裁権を持っている人が、
グダグダだと、
「費用対効果」とかに、限らず、
決定は、遅いですけどね。



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