アップルの戦略 4


特許の部分、なんか、専門用語が、面倒くさいので、
ゆっくりやります。


世の中の理解では、アップルの戦略をとても、部分的に捉えているようですが、
アップルのやりたいことは。大胆、かつ、シンプルです。


中流通の徹底排除。
ダイレクトマーケによるコンバージョンレートの高い高付加価値顧客の抽出。
アップルプラットフォーム上の店舗の募集。
募集し続けることによって、渋谷109のように、低付加価値添付の排除。
購買情報の集中独占。


今、アップルが誘導したいのは、
アップルプラットフォーム上の、ダイレクトショップの誘致です。

いわば、
高級ブランド品の巨大ショップモール。(without outlet)


なので、アプリがどうだこうだとかいうのは、
途中経過にすぎないです。
もうけは、アプリごときには、あまりなくって、その先の
アプリ内コンテンツ、アプリ内物販のほうに、
広がっています。
アプリの利用状況というのは、Geniusで処理できますが、(Amazonのレコメンデーションみたいなもん)
広告として利用したいのは、アプリ内コンテンツ、アプリ内物販の
情報なのでです。
なので、OSで動くエンジンとして必要なモバイル広告検索会社を購入しました。


ゲームアプリであれば、アップルのプラットフォームが
ゲームセンターそのものです。


現実の世界で言うと、
HMV+Amazon+Ebay(premium goods only)+(その他もろもろの有名ブランド品ショップ)+(その他もろもろのチケット予約)+(その他もろもろの物販)+(その他もろもろの有償サービス)on iTunes課金。(without google, microsoft, yahooその他のどーてもいいしくみ)


そして、個人情報の処理は、アップルのiTunes上のデータベースで
構築され、隣の店同士は、購買状況がまったくわかりません。
(ここ、結構、大事ね。リアルのショップ状況だと、荷物とかで、
知られたり、店をとおる人に見られたり、監視カメラに写って
警備会社とかに情報が見え見えになってますよね)


最近のアップルの動きを見ていると、
簡単に理解できます。


ショップとして、人々をネットに浮遊させるアプリの閉め出し。
アップル製品のネットショップの閉め出し。
アップル製品の出荷コントロール
ライブ会場でのもろもろのしくみの特許。
アプリ内課金の加速。
課金サーバーを含む、サーバー類の、経路、唯一化。


「独占」と言われないような、金の流れの要所要所への、
関所の設置が、
続々と行われているのです。


web2.0の世界とは、ちょっと違う方向に
持って行こうとしている感じがします。

チロルチョコ売るつもりもないし、「世界で一人だけが買うような花」を
売るつもりも一切ありません。


付加価値の高いもの。人気の高いもの。
流通レートの高いもの。
そんな、ものだけを、扱っていくしくみを
構築していくのだと思います。


なので、弱小会社の「1アプリというコンテンツ」が、有償だとか無償だとか
そういうのは、
「知らんがな」と思ってますよ。


むしろ、アップルは、よいアプリをただで提供し、
そのアプリ内課金 and アプリ内物販で、めちゃめちゃ儲ける仕組みを
抽出しようとしてます。


貧乏人と倹約家は、どんだけ集めても、
金にならないですからね。


デパ地下で言うと、
サンプル食いまくって、店員に、
ごたごた抜かして、
文句つけて、買わない。
あげくのはては、フロアにツバをはいたり、
トイレを汚したり、トイレットペーパーをくすねるような
客でもなんでもないゴミの排除。(というか、アンドロイドへ、丸投げ)

ってこってす。


特に、日本人は、
ゴミが多いので、抽出したいと思いますよ。

エロサイトに無料で、一番、見続ける客って、
日本らしいですよ。


買えよ。エロじじぃ。


ま、コンビニの、立ち読み人口を考えると、
まじ、そう思うわ。


なので、
回りをコモデティ化して、
客とゴミを
ゴチャゴチャにしておいて、
はい、検索の広告ですよ。
みたいな、Googleのやり方とは、まったく別の切り口ですよ。



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