サービス工学のステイクホルダー

サービス工学のステイクホルダー




ことの発端は、
このtwitterコメントです。

@hortense667: それがクラウドの時代にどうなるか?ですね
RT @natsume32123
「サービス工学では、行動者、対象存在、観察者、構成者の4つのステークホルダーがいるよね」。


クラウドの時代は、
どう言うのっていうことは、
クラウド時代のサービス設計は、
確実に上記「出典不明ですが、明らかに時代遅れ」とは、クラウドの時代では、
ずれこんでいるのでは、という問いかけです。


私は、こう思います。
ホルダー、プラットホーム、閲覧者、利用者、支払者


サービスを提供する主体が、ホルダーです。


流通や、課金、権利処理等、流し込むしくみが、プラットホームです。


ただ、眺めたりザッピングするような人は、閲覧者です。これは、立ち読みするような人。

「みーてーるーだーけー」の人です。


この扱いは、要注意なんです。
デパートがぐちゃぐちゃになったのも、
渋谷の本屋がほぼ全滅したのも、この利用者でも、支払者でもない、立ち読み人を
放置した結果です。

トイレは、利用するし、冷気は吸い取るし、
購入しようとする人たちを、睨んでこづいたりして、
店舗の客を、追い出したりしてたのです。


彼らは、
利用者や、支払者のふりをしていますが、単なる暇つぶしというか、
待ち合わせ場所に、そこにいて、閲覧しているだけです。
購入の意図もなく来店し、情報を抜いて行く、どろぼうです。


CD屋も、同様なつぶれ方をするでしょう。
出版社は、こいつらを、分けて考慮しないと、大失敗をこきます。


本屋や、CD屋は、図書館では、ないのです。


閲覧者は、twittet上では、告知のメディアの一部として、役立つ場面は、あると思います。



海外にあるエロサイトでは、
日本人が、サンプルだけを見て、購入をいっさいしないために、
閲覧者をco.jpからのアクセスを禁止するという
すばらしい対応をしたサイトもあります。

サンプルだけ見てる人は、購入してる人のネットワークの帯域を
確実に圧迫するからです。



そして、利用者、たとえ、一時は無償に群がっても、最後には、いつもいつも利用したいという
意図を持っている人は、ここに含まれます。



最後に、支払者。
利用する人と、支払う人は、別人であることが多いです。
支払者と、利用者の合意関係で、権利関係が、違うことになります。

子供にものを買ったり、彼女にプレゼントしたり、
老人ホームに親を入れたりするような場合、確実に、
支払者と、利用者のギャップを頭に入れた状態で、
サービスのコンテンツを制作する必要があります。
また、マーケティング活動を、設定する必要が、あります。


出版社は、特に、
サービスの作り直しを、編集の力を要求されている今でこそ、
今の時代に会った、サービス工学的な、知恵を出し合ってください。
戦略を、失敗すると、今回は、確実に、死にます。



なんなら、手伝いましょうか?


PS
クラウド論については、もう少し、整理したいので、
しばし、お待ちを。


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