動画からの顔認識技術が発達した本当の理由

動画からの顔認識技術が発達した本当の理由


いま、GEOBOXというのが、コンビニにあって、
100円で、DVDレンタル自動マシーンで、借りるのに
はまってて、
見ているのですが。


Lie to meというのを見ています。


ま、たぶん、藤木直人が主演のコントロール〜犯罪心理捜査、
のパクリ元だと思いますが、
顔のちょっとした表情の変化(micro facial expression)を、
ビデオや取り調べ現場で、解析することにより、
被疑者の心理的状態をさぐり、物的証拠がなくても、
自白に追いやるという、犯罪的フィクション番組です。


撮影された動画を、PCを駆使して、スロー再生や、
静止画化することにより、
コンマ1秒以下の、顔の表情を捉えて解析するという
技術が、ふんだんにでてきます。



ビデオや、監視カメラの映像に撮影されている、
大量の、顔画像の微細な変化で、
「人殺しをしようとしている人」を、顔の表情から捉え、
テロや、殺人行為などの犯罪から、
防止するという目的に、これが使えそうなんですね。


なので、動画から、顔認識して、その識別をしていくと
いう技術が、捨てられることなく、ROIを無視して、
連続に、継続されているんだということを、
理解しました。


どれくらいの人が、認識しているか知りませんが、
軍事的理由がある技術というのは、
国から相当の金が出るんですよ。


いまでは、デジカメに普通に利用されている技術
「手ぶれ防止」は、
ヘリコプターから撮影した映像から、
追跡中の車のナンバープレートや、運転手の顔を
特定するための技術として生まれました。


CGや、フライトシミュレーターとかも、同様な理由で
発達しました。


ま、この、微細な顔の表情解析利用によって、
同様に、学校や職場での、いじめを解明したり、
電車に飛び込んだりして、社会に大迷惑な自殺者を特定したり、
そういう方向に利用できる技術なんだと。


すごいです。


顔識別技術は、嫁の不倫相手の子供か、自分の子供かを
解析する技術だけじゃないのね。 笑

http://d.hatena.ne.jp/higekuma3/20090319/1237433737


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