うち、何にもないよ。飲み物も

何度も、書いておりますように、
終電間際は、電車の中に、男女の会話が多々あります。

たぶん、
酒を飲んだせいで、声が大きくなっているせいだと
思いますが、
結構、大きい声で、
情報を開示しています。

女「うち、何にもないよ。飲み物も」
男「あ、そこに西友あるじゃん、何か買ってく？」

たった、１０秒のダイアログですが、
この中に、濃い情報が含まれています。

その情報は、
男は、はじめて、この女のアパートを訪ねます。
女は、連れ込みを予定していませんでした。

はじめて訪れると推し量れる情報は、
男が、その女のうちに、何もないことを、始めて教えてもらっています。
いつも、行っているうちなら、西友がそこにあることを、
改めて、言及しないからです。

予定していないことは、
冷蔵庫に何も入れてないということからです。

もし、彼らの素性に対し、興信所が入っていて、
尾行しているかとしたら、
すごい情報を、提供していることになるんですね。

ま、しゃべらなくっても、
態度や視線とかから、なんとなく、
どういう状態かが読み取れるから、
ちょっと、会話を聞いてみようという気になっただけなんですが。

みなさま、お気をつけ遊ばせ。