壊れた思想家

壊れた思想家


昨年、ある講演会に行って、
ビジネス評論家とか、ITなんとか系とか呼ばれてた人が、
思想家くずれになっているというエントリーを書いたが、
↓↓↓↓↓
http://d.hatena.ne.jp/higekuma3/20110523/1306113957


彼が、
twitterで、
自分の著書をけなされたことに端を発して(?)
最後は、「実名さらすぞ、ぼけ、ごるぁ」みたいなことに
なっちまったらしく、それは、あかん。落ち過ぎやろ。と思いましたので、
まとめてみます。


元々は、彼は、
いろいろと本を書いてた人のようで、
本というメディアについて、
「ビジネス評論家」「ITコンサル」的なインデックスを作ってもらってる
おかげで、書籍が売れたり、地方講演ができたり、
どいなかのテレビ局とか、どいなかの勃起した企業のコンサルができたり、
(最近では、メルマガが売れたりしてるわけだが)
どうも、そういった、いにしえのメディアに喧嘩を売っている立場らしく、
その辺りを、気に食わない系に、
「あなたの著書に書いてあることは、出たラーメン」みたいな祭りが
あって、
それに対して、リアルタイムに、
発言祭りのあと、
「実名さらすぞ、ぼけ、ごるぁ」になった模様。


「代理店」という
むしろツールとしてソーシャルメディアを売り込む側の連中の
理解度・認識はこの程度ですよ的に終わらせておいて、
自分よいしょのブームに、上乗せしておくにとどめておけば、
「思想家わっしょい」
「思想家わっしょい」
「わっしょい」
「わっしょい」
「わっしょい」
「わっしょい」
「わっしょい」祭りに、終わっただけだったんでしょうが。


本、増刷、すりすり。
メルマガ、購読、増量、増量。祭りに繋がったんでしょうが。



回りの太鼓持ちで、ネット関連に詳しい奴とかの、協力で、
「これ、あいつと、あいつでつよ。晒し爆弾のスイッチは、これです」
とか、太鼓を、持って現れたので、
「ど、どん、どどん、ど、どん」って
叩いちゃいましたな。笑


そういうのは、公の場じゃなくって、
「思想家」講演会の懇親会っていうか、そういうので、
オフレコでやればいいんですけどね。


どうも、彼は、思想家なのに、アフター飲み会に行ってないみたいで。
そういうのが、twitterとかに置き換えられてるってのが、
問題なわけだが。


でね。

メルマガが、売り上げのほとんどを占めるから、
もう、いいんだよ。的な立場なんだろうね。


つったって、
メルマガ、今後どうなるかわからんし、
メルマガの入り口は、新聞だったり、本だったり、図書館だったりするわけだし、
新聞の格付けや、本屋や、図書館では、
「ビジネス書」とか、「ITなんとか」ってコーナーに
あと10年は、置いてもらえるのに、
今回の騒動で、
「思想家」とか「エクストリーミスト」みたいなポジションシフトの
可能性が出て来たんじゃない?


晒されかけた人が、もし、出版社の人だったら、
彼を、「思想家」とか、「妄想家」とか、えぐいレッテル貼りとか、
できたりしたわけじゃない。


わしなら、するな。笑 wwwwww


そこは、紙屋が、「思想家」って気付くまで、自分が、メリットを
享受してるわけなんだから、それなりの、敬意を持とうな。


一方、
メルマガって、ユーザ視点で言うとね、
もっとおもしろいメルマガが出て来たら、
そっちにスイッチするわけだし、
メルマガって、ガラケーとかで購入している人が多いんだが、
解約し忘れのメルマガなんか、電話機交換した瞬間に、解約になるんだから、
解約からの、再度、メルマガ購入みたいな道は、ほぼ、ゼロなわけだし。


いにしえのメディアが、敵的な態度は、わかったけど、
いにしえが故に、自分のコンテンツを購入してくれる人たちが
いるわけだから、あの一連の「おとなげなさ」は、やばいな。


ま、この辺りの、アホ騒ぎの後で、
メルマガの次の形のあるべき姿、みたいな論点が、うかんだので、次回は
それを。


追記: 「実名さらすぞ、ぼけ、ごるぁ」で、
引き下がった弱腰は、メディア八分になったのでしょうから、
それの後輩の、
最初から実名くんが、戦って、
思想家のしょぼさを、公に、
あばいてくれることを、祈りつつ。



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