テレビ論の大前提 日本とアメリカ


テレビ論の大前提 日本とアメリ


テレビの生まれ変わりの話、みたいなのが、
よく、交わされてるわけですが、
アメリカモデルと日本モデルの、経緯とか現状とか、推移を、
まったく無視して、
Huluだけ、議論するみたいな、
ギズモードの記事を前提にしちゃ、あぶないわけですわ。


http://www.gizmodo.jp/2012/04/cable-cutting-intensifies.html


アメリカの状況
ケーブル/衛星の旧 対 新興の通信系という構図
前提での、Huluの出現。


日本の状況
ただ地上派 からの 有料モデル化が、まったく成功してないという構図
前提での、コンテンツ流通、どうやってくのよってステージ。


なので、アメリカのケーブル契約率だけを、日本的な観点で捉えて、
ケーブルテレビ解約者イコールテレビ業界衰退。みたいな日経記事も、
理路の狂った議論だからね。


http://www.nikkei.com/tech/ssbiz/article/g=96958A9C93819696E3E0E2E2E18DE3E6E2E0E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2;p=9694E3EAE3E0E0E2E2EBE0E4E2EA


なので、おかしな、たすきがけの議論を
やっちまいがちなんだけど。


なので、Huluいきなり持って来ても、
おかしなことになっちまうでしょ?


どっかに、この違いを、明確にしめした図を誰かが
作ってて、先月くらいに、流れてたけど、それが、
出てこないよ。


なんでね。
地上波民放で、CMありきで、ただ放送という、古いプラットホームを
使い続けて、ガラパゴスしてるものと、
アメリカの、有料インフラありきの話を、ごっちゃにしちゃ、
テレビの未来論なんか、正確に議論できてない。と思ったり
するわけで。


もちっと、調べますけどね。笑


そう言えば、
音楽業界も、同じ状態になってましたよね。


ネット音楽配信とかやってる人で、
アメリカがCDレンタルビジネスが存在しない。っての、
知らない奴、結構、いたもんね。


そんなんで、アメリカの音楽ビジネスを語っちゃうんだぁ。って


だから、Appleでさえ、iTunesを敷くのに、3年もかかってんだよって。笑


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