いまだに、自称プロデューサに騙されてる人


いまだに、自称プロデューサに騙されてる人



昨日の飲み屋で、相手してくれていた女子の話です。



昼間の仕事をやめて、
昼間は音楽創作活動に専念するという
自称「シンガーソングライター」に相手をしてもらってた。


池袋の近くに住んでいるのに、
池袋、あんなにスタジオが、いっぱいあるのに、
大隣りの県にまで、音楽スタジオ(ってか、自称プロデューサ男の部屋だろうが)に
通っている。


で、夢は、
3年以内に「超有名番組」に出演すること、
そして、その後は、「超印税生活」みたいな話をする。


で、
「3年以内に、超有名番組に出演するってことは、少なくとも2年半以内に、
超ヒット作を出さないといけないということだよね。


じわじわと、『トイレ神』みたいに
売れていくとしたら、1年半以内に、ヒット作を作らないと駄目ということだよね。
で、何曲くらい持ち歌があんの? できぐあいとか、進み具合とかは、どうなの。
1曲一発歌手って、1曲だけ書いて、なってるわけじゃないのは、知ってるよね?」



いや、そんなには、ないんだと言う。勉強中なんだと言う。


「じゃ、1曲歌ってみてよ」


え?ここでですか?みたいなことを言う。


飲み屋で、説教まがいのことはしないのだけどしてみた。 唄って欲しかったから。
というか、どれくらい仕上がってる状態か、見たかったから。笑



「音楽が好きで始めるひとは、一人から始めるよね。まして、シンガーソングライターで、楽器が弾けるんだったら、完全に一人から、街角に立って歌いはじめられるよね。
なんで、それやらないの? 唄ってって言われたら、客がゼロから一人になるかもしれないよね。何でそんないい機会を逃すの? 知り合いで、一緒に街角ライブ、始めたやつの
名台詞だよ。 『唄、一人で歌うことを始めました。今日、二人でやります。 お客さんゼロ人から、はじめます。よかったら、聞いていってください』ってセリフだよ。」


と言っても唄わない。


「店で唄うな!って言われてるのなら、ともかく。」と言ってる矢先に、
隣の席では、おっさんより先に、
女子が、カラオケ唄ってるし。


「そこに、ピアノがあるわけだし。弾き語りすれば? 」
ギターの弾き語りなんですよ。


「そういう時は、自分で、ギターを持ち込まないとね。」
それでも、唄わない。



唄が好きで、唄を作るのが好きなのに、
普通、そうだったら、聞かせて。って言ってる人には、
絶対、唄うと思うけどなぁ。


というところで、判明した。

というか妄想だけど。



あ、この子は、飲み屋で、自称プロデューサの男に、
ひっかけられたんだと。


騙されることが判明したら、まじで、その自称プロデューサは困るから、
「飲み屋では、唄うな!」と言われている。


で、自称プロデューサは、音楽の基礎を教えてあげるといいながら、
まずは、ギターのレッスン。
そいつの部屋で、というかベッドの上で、
ギターを後ろから、両腕で外側から、抱えて、
おおまたを開いて、下腹部を密着させて、
女子ごと 体全体で抱えながら、教えるフリをして、
最後、ベッドに押し倒す。


そして、ピアノのレッスンと言いながら、
前後連弾。 女子がピアノのいすに座って、自称プロデューサが、中腰で立って、
両手を両側から、包むように、ピアノレッスンするフリをして、
耳や、うなじに、息を吹きかけ。
最後、ベッドに押し倒す。


そして、ボーカルレッスンとか言いながら、
「もっと、のどを、広げて唄わないと。 なんか、固やわらかい棒とか、
出し入れしたりして、広げないと。  あ、いいアイデアを思いついた」
といいながら、
最後、ベッドに押し倒し、顔にまたがる。



「俺以外の、自称音楽通とか言うやつとかに、唄聞かせたりしたら、
騙されるし、やばいから、絶対に唄っちゃだめだぞ。そーしたら、おまえの夢なんか
かなわないんだぞ。わかってるかぁ」
とベッドに押し倒されてる。



と見た。


で、そのうち、
「池袋から、ここまで、毎日通うのって、大変じゃん。別に、ここに
ずっといてもいいよ」となって、
レッスンオールナイト。


というより、そんなレッスンオールナイトできちゃうのは、曲ではなく、
ガキ。



で、結婚してくれると迫ったら、
自称プロデューサは、すーっといなくなるか?


「おまえは、やっぱ、芽が出ないから、やめたほうがいい」

といって、結婚もせず、追い出しにかかり、
「裏切ったのね。最初から、あたしの体がめあてだったのね~」とか
迫れば、
自称プロデューサは、夜逃げ。または、昼逃げ。



で、最後、
飲み屋で、
「あたし、唄の次に夢なのは、女の子を育てることだったし、2番目の夢が
実現したからいいの」というセリフに代わる。



本当の、2番目の夢は、結婚だったけど。 みたいな。


っていうか、1番目の夢を実現したいんだったら、
そんな緩いんじゃ、アウトだよなぁ。



「街角ライブも、やってみたいんですよ~」って、おいおい。


それも、やってなくって、よく、シンガーソングライターっていうよな。



それは、
「シングルマザーフリーター」 笑。




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