嫉妬という恐ろしい壁


嫉妬という恐ろしい壁


自分の部下は、
部の優先順位を共有し、
指示を徹底し、進行を管理し、
失敗したら、次に失敗しないための施策と、ドキュメント化を
強制するし、
いいかげんなことをしたら、厳しいことを言う。


そういう普通のことをやってきて、
たった半年とか4ヶ月とかで、
わしの部下は、すごく成長した。


ま、その部下たちも、
一時期、「自分がやらないと、誰もできない」という崖っぷちの状況も、
あったわけだが。


自分でも、びっくりするくらい、プレッシャーかけすぎてて、
少し、緩めることもある。


そもそも、
社会人は、指導によって、成長する。
指導によって、努力や、目標や、目的や、効率のよい手法を、
教え込まれ、そして、自分でも会社外で、勉強をし続け、
その結果として成長する。


当然、仕事のスピードも、質も上がって行く。


テスターの仕事しかしてない人間が、結婚したら、自動的に、プログラマーになったりするわけではない。笑


20年前のソニーとかでは、
短大卒業の20歳の新人は、21歳の2年目の社員、or 23歳の2年目の社員に
よって、徹底的に、仕事のイロハを教わる。


その壮絶な教育により、女子社員のトイレは、いつも、4月〜6月あたりは、
すすり泣きの声がしているらしい。


でも、次の4月になると、今度は、教育する側に回り、
後輩社員に、壮絶な教育により女子社員を、大泣きさせる側に回る。


そうやって、組織のクォリティーを上げて行く。


大企業の新人の戦力化は、ものすごく、スピーディーなのは、こういう理由である。



で、基本は、そういった教育係は、ダブルでつけるべきではなく、
かならず、命令は、1つにすべきである。


なぜなら、部下が混乱するから。


ただ、それよりも、もっと恐ろしいのは、
隣の部署の指導のほうが、よい。ということになった際の、
直属の上司の嫉妬である。


それは、女子校で、ある女子が、4組になじまず、
休み時間を、いつも、3組ですごすような、そして、授業中、ホームルーム中も、
3組の生徒を、メールをやりとりしているような場合の、
4組の担任の嫉妬に似ている。


きっと、成績表に、「友達作りが下手だ」と、書き込むだろう。嫉妬により。


事実は、「3組に親友がいる」 なのに。


こちらが指導している最中とかにも、いっちょかみしてきて
面倒なことになるだろうから。


頼まれないと、やらないし、そういうシステム作りをするよ。


成長して、初めて、仕事を任せられるわけだし、
部下がいることによって、仕事がはかどるわけだし、
自分のマネージメントの成績となるわけだし。


基本は、そういう流れのなかで、教育はすべきだと思ってるから。


いやはや、
嫉妬とか、どうでもええわ。



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