時代を越えて色あせないソングライター 小田和正


時代を越えて色あせないソングライター 小田和正


いつものように、TBSでは、クリスマスの夜を小田さんのライブで飾ります。
今年、行けなかったなぁ。
なんか、結局、忙しかったし。泣


彼の書く詩の世界観は、「君を愛する」的な、女々しい男の感情なわけですが、
それを求める女子に
ぐいぐい来る唄なわけで。


で、なんで、古い曲を恥ずかしくもなく、唄えるのか?


10年前くらいの唄って、唄うの恥ずかしいけど、
ポケベルが鳴らなくて」とか、めっちゃ、恥ずかしいけど。


この、いつでも唄える完成度ってなんなんだろうと、考えて
気付いた。


解明しました。


小田さんの詩は、時代を表す単語が、まったく排除されてる。


たとえば、この新曲です。


http://music.j-total.net/data/005o/015_oda_kazumasa/022.html


流行語や、時代を特定できるような単語が、一切含まれてません。


20年くらい前の曲。

http://music.j-total.net/data/005o/015_oda_kazumasa/003.html

これも、そんな単語が一切ありません。


そして、数年前の曲。

http://music.j-total.net/data/005o/015_oda_kazumasa/002.html


オフコース時代。


http://music.j-total.net/data/005o/004_off_course/015.html


ポケベルとか、ポニーテールとか、
特定の日程とか、
ダイヤルとか、ケータイ、とか。
ラジカセとか、パソコンとか。
新聞とか。


そういうの一切、排除されてます。


意図的にやっていると思うのですが、
すごいです。

何時の世にも、唄っても、時代を感じさせない、感性の世界、情念の世界だけを
淡々と唄っているのです。


意図的に、やっているとしか思われないくらい。全部、時代設定が排除されています。


いや、これは、まいった。

web2.0とかじゃなくって、時間軸を越えてだから、
それこそ、web.3.0とかの世界。



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