外国語の発音は、肉体改造です


外国語の発音は、肉体改造です


私の、英語のしゃべりは、ネイティブレベルに近いです。

当然ですが、発音もネイティブに近いです。
あ、TOEIC 910、TOEFL 620です。www


で、回りの人は、
そういう私のことを、
「留学したのだろう」とか、「帰国子女だろう」とか、
「幼少教育で、ネイティブのクラスを受けていたのだろう」
とか、アホなことを言うわけですが、
ネイティブの個人指導も、留学の経験もありませんが、
中学の時に、父親におねだりして買ってもらった、
LLカセット(当時5万円。今の価値25万円)を買ってもらって、フル活用して、
中学2年の頃は、今の発音を獲得してたと思います。


LLカセットとは、英語学習用に開発された4トラックカセットで、
ネイティブの発音に重ねて、
自分の声を録音できます。


で、何度も、録音し、何度も聞き比べて、

日本語でしゃべる筋肉とは、まったく別の筋肉を動かしているのだと
中学一年生にして、気付いたのです。


特に誰かに、肉体改造ことを教わったわけでなく、自然に理解してました。


時期を同じくして、NHKテレビ英語会話の田崎先生の番組では、
マーシャクラッカワ先生の、口をどアップで写し、
舌の動きや、歯、唇のうごきが、図解されていました。


それを、いっしょうけんめい、まねることを、何時間もやっていました。


他の国の発音をすることが、こういった肉体改造、というか、
運動なんだということを、気付いたおかげで、
私の英語の発音は、完璧への道をたどりました。


アゴの形は、ベタな日本人と、帰国子女で両親日本人の人の形が違うことも、
高校留学した奴を見て、知っていました。


大学生になって、
中学生に英語を教えている時は、外国語は肉体改造であり、
口が痛くなってなかれば発音がちゃんとできていない。
日本語の発音している筋肉と違う筋肉の使い方をすると教えました。
2年間教え込んだ子は、かなりネイティブに近くなりました。


ネイティブの発音になれたのは、私の知る限り、
中学生なので、
40歳や50歳を改造するのは、至難の業だと思ったり。


このことを、知っている英語教育者は、
まじで少ないですね。



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