人生の分岐点での判断


人生の分岐点での判断


飲み屋のママの話

分岐点を、読み間違えると、人生アウトだよね。

って、話をし始めた。



「え?」と聞くと、
どんな仕事でも、分岐点ってあって、
その分岐点での判断をあやまると、
人生やキャリアパスが、おかしなことになるのだと。


彼女の仕事で言うと、
若いうちは、チヤホヤされがちな職業であるから、
20年後も、同じ状態になるわけがないのだが、
「若さ」という強みがなくなるかもしれない場所に来た時に、
どう進むと判断するか?


その判断をするためには、
その判断をするための材料を、その場
すなわち、それより過去の経済活動、人生活動の中で
準備して、持ってないといけない。


将来を見越す、見通しも持ってないと見誤るだろうし、
先輩がどうなっているかというデータも、ちゃんと冷静に
分析しておかないといけない。


で、彼女は、
「若さ」という最大の武器が、輝きを失っていく過程で、
店を持つためには、何が必要かということを考え、
そっち側にシフトして行った。


店の伝票関連のことを積極的に手伝ったり、
清掃関連のノウハウを身に着けたり、
帳簿をデータ化する工夫を始めたり。
パソコン教室にいって、エクセルや、経理ソフトを扱えるようになったり。


そのような処理の中で、
彼女は、働いていた場所で、ママのアシスタントになり、
別途、経済のことも勉強することによって、
ママの客のお相手もするようになり、
パトロンが見つかり、店を持つようになったのだと。


自分の「若さ」が、やばい方向性を持った瞬間に、
そういった分岐点判断をしたのだと言う。


同期に近い年齢の人が、間違った分岐点判断をし、
若い子と大ゲンカをし、
若い子に、「なんで、バカでブスで客がついてない人の言うこと聞かなきゃいけないの」
と言われ、とっくみあいの喧嘩になり、
「ブスのくせに、美人の顔をキズつけんじゃねえよ」と、
ママにクビと言われ、
叫び、わめき散らすように、辞めていったのを目の当りにして、
「ああ、自分も、一歩間違えれば、ああなっていたかも」と
背筋が凍ったと。


また、お客様の中にも、分岐点の判断を、見誤って、
非常に、やばやばな、方向に、行ってしまい、
店に来なくなったと思ったら、田舎に帰ってしまってたり、
最悪、自殺?してたりとからしい。



大事な時期に、適確な判断をし、
身につけるものは、ちゃんと身に着けて、
(知識であったり、資格であったり、人脈であったり)
邪魔するもの、不要なものは、ちゃんと捨てて、
(腐れ縁であったり、DQNな彼氏だったり、無駄なプライド)
ちゃんとした道を、しっかりと、地に足をつけて
歩いていかないと、
どっちつかずにフラフラしていると、何かの拍子に、
トラブルが発生した時に、パニックになって、取り返しのつかないことを
してしまうのだと。


するどい、さすが、ママ。というより、やり手ばあぁ。wwwwwwwww


ただ、今どきの奴らだと、もう、3歳くらいから、分岐点判断間違ってる奴
とかもいるけどな。 ゆとり教育DQNとか。




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