プレゼント市場は、なくならないよ。いつまでも


プレゼント市場は、なくならないよ。いつまでも


ホワイトデイというので、
デパートに買い物に行ったわけです。


いや、つれだったら、
「俺のホワイトで、ええか?」みたいなことで終わらせるけど、
抱いた事ある人じゃないので、服のサイズとかわかんないし(←こらこら)
かばんかなぁ。と思って。


売場が、めちゃ広い。


とりあえず、ネットで、年代別のかばんのブランドの調査をしてから、
そのブランドの売場に向かう。


色的には、別のブランドのほうが、よいのだけど、年齢層が違うのかな。
とか、よそ見しながら。


キャメル色のバッグが、シックでいいな。って思ってたら。
店員さんが、
「ご贈答用ですか?黒もございますよ」って言うから、
じゃ、黒見せてください。


で、売り子さんは、170cm越えの長身なので、となりにいる主任みたいな人に
持ってもらって、サイズをイメージして。


で、黒、持ってきたので、
「長く使えて、無難なのは、どっちですか?」って聞くと、
「黒です」ってことなので、
「じゃ、これで」って即決。


「ちょっと、持ってみてください。」って薦めるから、
え?俺用にも買わせようとしてる?
まじ、欲しくなったら困るので、
「あ、私のじゃないので、いいです。持たなくって」


その間、2分くらいですかね。


つつんでる間に、
「いいプレゼント、されますよね。きっと、喜ばれると思いますよ。」とか、声かけてくるわけで。


ああ、デパートっていい仕事するわ。って思いながら、
なんか、ほくほくしながら、歩いて帰りました。


こういうのをスムーズにしてくれるデパートは、
Amazonに潰されないね。


プレゼント市場って、なくならないのは、こういう気持ちが
人間になくならないって、ことなんでしょうね。


そういえば、高島屋を盛り上げる企画を出せって、マーケの先生にお題
いただいた時に、

「バラ族の高島屋」って企画は、速攻でボツになりましたけど、
プレゼントをあげる人の写真ハガキと、
もらった人の写真ハガキの交換。って企画は、褒められたなぁ。



題は、「贈る喜びと、贈られる喜び」という題。


その頃は、デジカメとかネットとかなかったからね。


高島屋の店内で、プレゼントをあげる人が、プレゼントを持って笑っている写真を
プレゼントに添える。


そんで、配達人は、配達後、プレゼントをその場であけてもらい、
喜んでいるポラロイド写真を撮影して、
一言、書き加えてもらって、絵はがきにして、送る。


という企画。


贈る人の思いと、贈られる人の思いを、しっかり伝えて、
それを残してあげるのが、デパートであり、高島屋です。

というコンセプトでした。


この企画、高島屋は、実行してないよね。残念だよね。


いい企画だと思うんだけどな。


その頃は、Amazonとかもないし、「そんな、面倒くせぇことやってられっか、ばーか」
って扱いだったんだろうな。



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