クリエイティブの量産について

クリエイティブの量産について


一発アイデアで当てる。
これは、みんなではないですが、できちゃう人は比較的、少なからずなわけです。


クリエイティブな仕事って、そうなんでしょうが、
本当にアイデアが湧き出る頭脳構造を持っている人間は、
確率論的に、極小数しか存在しないわけで。

それを、無理やりやろうとすると、
1)麻薬
2)ぱくり
3)ゴースト

しかないわけで。


有名ミュージシャンとかだと、学習しながら、最後は、3番になりますよね。

ま、それが、クリエイティブの量産体制を整えるということだと思うわけで。


デザイナーも、無難にやってる会社は、この3構造ですよね。
とすると、やはり、ゴーストの品質管理は、自分でしないといけないわけです。
数人の事務所であれば、チーフデザイナーが社長なわけだから、社長が、
チェック、というか、最終責任者なわけです。



オリンピックロゴは、
2)じゃねえの?って疑われてるわけだし、
トートバックは、3)ゴーストが2)ぱくったという事件なわけです。

ま、いずれにしろ、
デザイン事務所では、クオリティコントロールがされてない。

というか、大手代理店に、急げと、言われるので、
そこを、十分にやらないで、出荷しちゃってるわけです。


ま、今時は、
google先生に、画像検索すれば、有名なロゴとかは、類似として出てきたりするわけなので、
大昔に比べたら、そんな作業は、短縮されてるわけですが。


問題なのは、
中国人的なメンタリティを持った部下やゴーストのコントロールなわけで、
ここが、キーになるんじゃないかと思うわけです。


70年代は、某有名な作曲家の、あまりのパクリに、アメリカの音楽業界全体で、
個人を訴えよう、みたいな動きの噂もありましたし、
80年代は、六本木WAVEに入荷した、1本しか入荷しないworld musicのカセットをゲットした人は、
そのアルバムの曲を、全部、ぱくり放題みたいな時代もありましたね。


でも、今時は、ぱくり元が指摘された瞬間に、取り下げないと、
まじで、裁判になった場合、先進国の著作物裁判は、
ありえない巨額を請求されるので、そこの、リスクは、
大手代理店は、逃げると思うので、
自社で、クリエイティブの量産体制と、品質管理体制を敷く
覚悟が必要だと思いますね。


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