RFIDはコストダウン(5)


いろいろとヒアリングしていて、
ある程度の規模以下の工場だと、
システム導入などあり得なくて、
まとまった金があったら、システムではなく、
間違いなく施設(工作機械など)を購入、レンタルする
らしいです。


場合によっては、自作で、システムのようなものを
作ったりするでしょう。


いつか、中国が多品種少量生産に参入した際に、
そういう会社の運命は、やばいかもしれません。


紙と、口の仕様書や、指示でそのままの状態で
行っている場合、
確実にその会社の「匠の伝承」は、
行われないままに、匠の工員たちは、
退社して行きます。


退社際に、まともに扱われていた場合は、
困ったから助けてと申し出た場合に、
嘱託社員になったり、ただで手伝ってくれたり、
助けてくれますが、
中途半端な、評価制度とかで、
腹の立つ評価、すなわち、払うべき退職金などを、
ちゃんと払わなかった場合、
その方は、
前いた会社に協力ではなく、
中国や、台湾の会社に
金で協力するはずです。



当然、匠のノウハウは、どんどん
アジアに流出します。

その方の老後の安泰と
感謝される方向に、その方達の意識は
どんどん向いていきます。


まじで、
日本の「匠の伝承」は、明らかにアジアに流出しています。