好きを貫くについて(2)


っていうかですね。


最初に入った会社で、仕事人の遺伝子が決定されるのですが、
次に大事なのは、
最初に、迷ったときに
相談した人が、
どういうアドバイスをしてくれるかで、
決定されるわけで。


自分で判断を下せない、ウブな存在な場合は、
最初の相談者によって、最初の方向性が、決定されるのです。


物事の区別がつけられる状態になっている人は、
相談者は、単なる、賛同者なんですけどね。
その、レベルに達してない人は、
相談者、イコール、決定者、に近いです。



最初から、大企業で、そのまま、骨を埋めるつもりの人は、
そのブランドの中で、
カリカリ働くことに生き甲斐を感じる、
いわば、
大企業生き甲斐アリなので、
何の疑問も抱かないわけです。



それは、好きとか言う次元とは、別の話。


日本人は、ご飯を毎日食べるから、
ご飯が好き。みたいな短絡的な結論づけだよね。
好きじゃなくって、単なる主食ですから。
本当を言うとね。


せっかく大企業に入ったのに、そこを出てしまう人は、
そんな、大それたことをする前に
誰かに相談するはずなわけで。


広島出身で、早稲田大学にストレートで入学して、
ストレートで、ソニーに入社したのに、
入社5年後に、
「俺は、早稲田で演劇部の部長をしていたので、やっぱし、役者に
なりたい。俺の人生、無駄にしたくないので、俺は、役者人生を歩みたい」
と急激に宣言して、富良野塾の、試験を受けたりするのは、
通常の家庭では、NGな、わけです。
普通の常識を持った家庭なら、母親は、泣き続け、
父親は、殴ります。


父親は、絶対、こう言います。
「俺は、おまえを役者ごときに、するために、
大学までいかせたのではない。
おまえの仕送りをするために、俺が、どれだけ、我慢したのか
わかって、そういうことを言っているのか」
と言うはずです。


言うかどうかは、別にして、
昼飯を我慢したとか、たばこを我慢したとか、
浮気の相手は、必ず、女のアパートに行っただとか、
そういう、ちまい、努力が、無駄になっちまったのか、
と落胆するわけです。


通常、勘当ものです。


吉田拓郎や、井上陽水を、産み出せる環境って、ある意味、
ぶっとんでるわけです。


相談された人が、どの程度の人間で、どの程度の瞬時の把握力が
あって、
どの程度の的確なアドバイスをできるかで、
決まるわけです。



あと、見落とせないのは、
就職活動前の先輩の助言とかに、どう反応するかですよね。


わしとかは、
「やりたいディレクション」とかが、元々、はっきりしてたので、
先輩面接の時に、
「なるはやで、こういう仕事の部署に行って、ばりばりやりたいです。
そのためには、どうすればよいですか?」
と、聞いた時に、
「会社というものは、そんな自己中心的なものではない。
サークルの乗りで、入社してもらっては、困る。
おまえが、その能力があるかは、会社が判断するわけだから、
おまえが決定することでは、ない」
と、延々、説教されました。


その人は、あまりにも説教率が高いので、
50歳と思ってたら、
若白髪で、28歳でした。


余談ですが、体育会系の人って、
無駄に、説教率が高いですよね。



そん時に、思いました。


ああぁ。自分のやりたいこと我慢してたら、
うらしま太郎じゃないけど、白髪になっちまうのね。って。


自分で、その時に、そう判断できたのは、ラッキーだったと思う。


一旦、最初の就職では、
ニッチな業界で、隠れたトップ企業に、幸運にも、就職できて、
その後、5年後に、大企業に就職できる土台が、
この、白髪70%の28才の、おかげで、判断できたわけだから。



まわりにどんなラッキーな環境があるのかも、もちろん大事。
だけど、
その環境で、自分が、どういう判断を下せるか。


どういう頭脳を持ち合わせているか。


いわば、結局、才能が、大事。


残念ですが、それが、ない人は、自分の意思では、
動けないと、覚悟してください。
流される場所に、行き着くしか、術がないです。


その範囲内で、あばれてください。

ワークフロー見直しましょう!

コンテンツ制作においては、段取りの良さが、コンテンツの良さを決める。

石原慎太郎、都知事選に落選して欲しい

ちと、バックエンドのしくみ、見たいので、テストちう。