SIPSの共感についての考察


SIPSの共感についての考察


なんか、元電通の、
さとなおさんの本とか読んでますけど、
共感が、さらっと書かれてて、
もう少し、深く考察したほうがいいんでね。

ということで、考察。


ちなみに
SIPSは、
これね。


source:http://www.dentsu.co.jp/sips/index.html


ブランドのロイヤリティーというか、
エンゲイジメントは、
ソーシャルによって、小刻みに、
高められるという説明ね。


そんで、それは、共感というところからスタート。って
書いてあるんだけどね。


広告とか言うなら、
もう少し、共感を分解しないといけなくって。


それが、この図。わしが考察した図。



共感は、辞書によると、他人の意見や感情などにそのとおりだと感じること。
と解説されているが、
体感、意見、感情という3つの要素に分解できると考える。


そして、未体験、非論理的、イマジネーションの乏しい人は
共感しないのだという事実が歴然と存在する。



とすると、そのどのアプローチにするのかとか、
比重をどうするか。とかそういうことが
大事になってくるはず。


映像や、webのパーツや、コピーライトを書く時に、
何に訴えるのか?が
重要になり、この3分類のどれに比重を置くのか?等は、
最重要事項になるはず。


論理的に理解をする傾向にある人には、
「なるほどね〜」と説得するコンテンツを作らないといけないし。
感情をたかめるためには、その感情の内容と深さを
知り、泣いたり笑ったりさせるアクションを喚起させるコンテンツを
作らないといけない。


人が購入する時とかは、このあたりを使いわけてるわけで、
エモーショナルな部分で共感させても、
支払いの際には、とても、論理的になってしまう。
みたいに。


なので、メディアを扱うときは、
どのプロセスにおいて、
「エモーション」
「ロジック」
「イマジネーション」
に訴えかけるかを、細部に渡って検討しながら、
制作すべきだと考えたわけです。


間違ってないと思うけど。どうよ。


震災に関するお仕事始めて、
おもったんだけどさ。


東京で震災時に、帰宅難民になって
ケータイが繋がらなくって、電池切れて
家族が心配で心配で泣きながら家に早歩きで帰った人と。


会社に残って、
会社からの通常電話から、家の通常電話は普通に
繋がって、「今日会社に泊まるから」って安全確認して、
会社のデスクで、暖房も付いてて、
カンパンで乾杯してた人と。


エクスペリエンスの温度差、全然違うんだよね。


前者は、震災を半日くらいだけど疑似体験してるわけだし、
後者はお祭り騒ぎだったんだから、震災のことなんか屁とも
思わないわけよ。



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