メーカはなぜ、直販できないか? なかのひと的アプローチ


なかのひと的な理由として、まとめてみますね。
すべてのメーカにあてはまる理由じゃないかもしれません。


なかにいたのは、少々前なので、今は、別の理由が
生えてきてるかもしれません。


(1)販売店社長の息子は、まず、メーカの社員に。参勤交代というかスパイというか。
(2)メーカは、販売店を不動在庫処理所的に扱う。この要素は、最近は、ジャパネットタカタがやってるかも。
(3)メーカが、たとえば、パソコンのみを直販しようとしたら、
売店は、そのメーカのすべての商品を扱わないと
圧力をかける→売れ筋が、オーディオなら、当然、全体の売り上げが
一時的に減ることが確実のため、そこまでの決断をする人はいない。
→直販品は、販売店が、扱いづらいものや、「カスタム品、高級品、高度な専門的な商品」のたぐいの特別品しか扱えない。
(4)メーカのマーケティング部門は、直販のノウハウがなく、
実質的に直販の事業計画書に、直販で売り上げが増大するという
データによる説得ができない。端的に、販売店経由の売り上げ減を上回る直販売り上げが
瞬時に上がるというデータです。
(5)メーカの営業の後で、地元の販売店に下ろうとする意図のある人は
多く、色つけをしている。実際、就職できるかどうかは、別。そんな口約束は、
表に出たら、法的にやばいので、出るところに出れないので、泣き寝入りでしょうから。
(6)販売店を切ると、他社の情報ソースがなくなって、しまう。実は、
メーカは、販売援助をしながら、顧客の生情報や、他社の売れ筋情報を
得ています。


他にもあるかもしれないですが。


また、思い出したら、書きます。


Apple(すべての商品が独自性)や、Dell(安いのに全部カスタマイズ)と
そこいらへんのなんでも企業と、
同列と議論するのは、愚かです。


MBAのクラスでは、SWOT分析で、最初にやるんですけどね。
Apple, Dell, Amazonって。



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