マクドナルドは、ピザーラになればいい

マクドナルドは、ピザーラになればいい


マクドナルドは、ピザーラになればいいのだと思います。

テイクアウト&デリバリィに専念して、晴れの日や昼はテイクアウト優先で、雨の日や夜、休日は

デリバリィ優先という形で。



安い早いうまい。というファーストフードの成功者として君臨してきたが、それを支えてきたのは、
1)安い材料
2)実質的に安い労働力
3)回転率のよい客(食ったらすぐに帰る客、または、テイクアウトする客)

4)セルフサービスによるコストダウン

5)駅前のロケーションの確保

6)健康に盲目な客
7)CMなどから来るスマートなイメージ

8)マスコミの対応


ま、安いファーストフードなので、

基本は、戦時中のすいとんみたいなもんで、

または、お好み焼き、もんじゃ焼き、ホルモン、

そういった捨てる食材を利用して、貧民層に安い食物を提供するという

外食産業という構造であったわけです。


基本、医者や生物学者、科学者など、知識のある人、や健康主義者にとっては、

ジャンクフードとして、もともと避けられてきた存在であったわけです。


そのビジネス形態を支える、上記の要素を維持できなくなるような

外部環境、事件、噂等が、20年ほどに渡って、じわじわと、クローズアップされてるだけなんです。



1)安い材料 に対する阻害要因
a)狂牛病
もともと、ハンバーグは、ステーキ肉につかえないカス肉、
日本でいうホルモンと、あとは、骨の周りについている肉(人間の歯や舌では、剥がせなくて食い切れないので捨てられてた部分)
を削って、ミンチ状にし、それを、成型しなおして、野菜や小麦粉等で引き伸ばしたものです。
くず鉄から、鉄を作るぐらいのプロセス展開なわけで。
狂言病により、骨近くの肉が利用できないようになりました。

b)野菜、卵、調味料等の高騰
自然な物価の値上がり

c)虫の混入に極度に反応してクレームをつけてくる人種
食堂でアルバイトをしてことがある人、家庭で自炊をする人なら、
いろんな工程で、虫が混入することは多々あるので、
ま、しょうがないわけだけど、それが嫌なら、そんな店いかなきゃいいだけなのに、
いつまでも言い続ける人とかがいます。
その対策として、野菜を薬品で洗うという「次亜塩素酸ナトリウム」の海に
つけておくという工程が増えたことです。
http://shop.saraya.com/images/products/41551-2.jpg
これは、野菜のコストをアップさせる要因となりました。
そして、のちのち、この薬品漬け野菜がクローズアップされ、それは、
不健康食品として拒絶される運命となります。

2)実質的に安い労働力 に対する阻害要因
かつてマクドナルドは、ディズニー等と並び、スマートワーキングみたいな
イメージで、また、がんばれば女子でもマネージャになれるみたいな
仕込みで出来上がっていましたが、結局は、そんな天国みたいな仕事環境であるわけがなく、
それが、露呈して行きました。
a)サービス残業過労死
店長を務めていた女子が、くも膜下出血で死亡
サービス残業が露呈
b)名ばかり管理職 露呈 残業代支払い裁判
実質の管理職でないのに、残業のつかない管理職処理をされ、
裁判となり、残業代支払い命令があった
c)労組パワーアップ
労組とかが、力を持つと、働かない従業員が増殖する。
くも膜下出血で死ぬ人間も減るメリットもあるが、仕事しないで権利を
主張し続けるクビにできない人間の温床となる。結果、全体としてコスト高の労働力に
変貌する。

3)回転率のよい客(食ったらすぐに帰る客、または、テイクアウトする客)に対する阻害要因
a)ケツの皮の厚い貧乏人の占領
100円コーヒーで何時間もい続ける貧乏人が占拠することにより、
回転率はブレーキがかかります。
マクドナルドがそんな貧乏人を追い出すためのいろんな努力は
無駄となっています。
椅子を座りずらくする→そんなの関係ねぇ
掃除をする→ クレームつける
トレーを片付けようとする → まだ、食い終わってねえよ。と10mlのコーヒーで粘ーーーる君。w
張り紙をする→ ガン無視
大宮で見たことがあるのは、ガングロ2人が店舗に入ってきて、
トレーとゴミ箱をあさり、テーブルに置いて、普通に談笑始めたときです。
購入もしてないのに、食べ終わったようなセット作りで普通に、居座っていた。←ありえないことアリエール。
b)ポテトが臭すぎて電車乗れない
非常識な人は、電車でマクドナルドのテイクアウトを運んだり、ガングロ一家は、
電車で食べたりするが、常識な人は、あの臭いを電車バスに充満させることはしない。

4)セルフサービスによるコストダウン の阻害要因
a)貧困層にありがちな汚らしく食べて片付けない人の増殖
世の中のしくみを理解できない人は、セルフサービスは、自分でテーブルとかを
拭いて、店員の代わりを一部することによって、支払う対価が減っているという
構造を理解できてない。
なので、そんな貧困層は、カウンターで待たないで、「テーブルまで持ってきて」と要求したり、
片付けないで、全部、放置して帰ってしまう。
そういう状態を目にした、貧困層が、これを真似して、片付けないで帰る。
というネガティブスパイラルが起こっています。
b)サービス品を「タダ」だからと言って、大量に消費するバカの増殖
実際に目撃したことがあるのは、
・ナプキンを50枚くらい鷲掴みするガングロ
・ケチャップ5個とか言うばばぁ
・ミルク3個とかいうブス
・ドライヤーで、髪の毛を整え始める女子高生
・タコ足配線して、iPodとケータイとノートPCを使い、何時間も居座るノマド(っていうか聞かなくなった単語w)

5)駅前のロケーションの確保 の阻害要因
かつては、払いがよい外資系店舗は、引く手あまただったかもしれないが、
現在では、その位置を狙っている店舗が大量にいる。
また、いいロケーションの家賃は値上がりしています。

6)健康に盲目な客 の阻害要因
かつては、裕福で知識のある人のみが、マクドナルドを利用しないという構図でした。
でも、今では、ネットで、マクドナルドのパンがいかにやばいか。
経産牛(老廃牛)に数十種類の食品添加物が入っており、それが発がん性のものであるか?
マクドナルドの野菜が、いかにやばいか。
マクドナルドの防腐率の凄さ。
みたいな写真入りの情報が飛び交うようになり、
そう裕福でもない人が、遠ざかりました。
今、残存しているのは、ジャンクを大量に食べたり大デブ。
貧乏で、100円マックを一家4人で一つづつ食べる家族。
100円コーヒーで3時間粘ーーる君。
このあたりです。

7)CMなどから来るスマートなイメージ に対する阻害要因
かつては、今で言う、「スタバ」的なイメージを持っていたマックも、
低価格路線に走ったために、客がおしゃれでない人たちが来店してしまい、
結果、全体として、貧乏な見栄えになっている状態が現状です。

8)マスコミの対応  に対する阻害要因
過労死や未払い事件が、起こってから、ネガティブ報道をすると、
読者数が増えるので、マスコミは、ネガティブ報道をする選択をしました。
20年ほど前は、「いかにマクドナルドがすばらしいか」みたいな報道ばっかりだったのとは、
今では逆になっています。

以上が、阻害要因です。

では、
デリバリーとテイクアウト専門店になった場合のメリットです。

1)平日昼はテイクアウト客、夜間、雨時はデリバリーと、客を確保できる
2)店舗が小さくなり、駅まである必要もなく、郊外ではドライブスルー店舗すことができる
3)結果的に、儲からず、コスト高である店内のサービスから解放され、
デリバリークルーは、若ものである必要はなく、また、デリバリー代を請求
することにより、一回分の伝票で利益が確保できる形態となる。
4)デリバリー顧客は、安さを求めていない顧客なので、低価格路線から脱出し、
おいしさの追求、鮮度の追求、健康志向の追求も可能となる